
うち(アパートでも戸建てでも)を借りる、ということを考えると購入するよりずっと簡単に思われるかもしれませんが、一般的にアメリカでは日本で賃貸するより、審査が厳しいです。
タンパエリア(Tampa, Clearwater, St Petersburgを中心とする都市圏&その近郊)で賃貸を考えていらっしゃる方への情報です。アパートから一軒家までほぼ当てはまります。
- 賃貸専門(うちを探している借主)を扱う不動産会社はほぼありません。(外国人の多い大都市などの例外はありますがタンパではないです)
- 物件探しはほとんどオンラインで行われます。
- その後実際の物件を内見することになります。
- 身分証明書だけではなく、アメリカのSocial Security Number(略してSSN)に基づいて、バックグランドやクレジットチェックが行われるので、まだアメリカでSSNがない人、または取ったばかりでアメリカでのクレジットが十分ない方などは保証金が一般のアメリカ人より多くなることがよくあります。
- バックグラウンド・チェックというのは犯罪歴、強制退去歴がないかなどが調べられます。
- クレジットチェックは家賃やその他の債務の未払い及び滞納歴などが調べられます。
- 毎月の家賃が支払える収入があることを証明できるものが必要です。給与証明書(Pay-stubやw-2書類など)、または新任の場合はこれから働く会社からのOffer Letter(収入額が含まれた文面)などで、一般的に家賃の3倍以上の月収が求められます。
以上でお分かりかと思いますが、結構ハードルが高いのです。例外的に収入証明などを出せない場合は、一年分くらいの家賃を先払いしてしまうことでOKになる例もあります。
さらに入居時に契約をしなくてはならない電気水道などの公共料金口座を開設する際にもSSN(クレジットチェックや保証金も必要になる)が必要な場合がほとんどです。
日本のようなマンスリーマンションのような物件はほぼないので、短期滞在の場合はShort Term Rental/Vacation Rental(AirbnbやVrboなど)で探されるのが良いかもしれません。
過去にも賃貸する場合の記事を書いていますので、興味のある方はこちらをご覧ください。
By Yukiko Yamasaki Block
TampaRealtorYuki@gmail.com