
コロナ禍でものすごい勢いで住宅価格が上昇し続けた後、昨年からの急激な利上げの影響もあり住宅価格に変化が出始めて半年以上たちました。
価格は去年の春から夏にかけて最高値に達したあと少し下がり始めたもののその後は高止まりをしているような感じです。ニュースなどではアメリカ全土をまとめた話がよく出ますが、ご存じのようにアメリカは地域によっても差が激しいので、タンパベイエリアの3つのカウンティ(Hillsborough, Pinellas, Pasco)の過去4年間の戸建て物件中価格をグラフにしてみました。
青=Pinellas County
緑=Hillsborough County
グレー=Pasco County
2019年3月から最新データが出ている2023年2月分までです。
ちなみに2023年2月の戸建物件中間価格*及び平均価格*は
Pinellas: $430,000(中間) $579,334(平均)
Hillsborough: $400,000(中間) $498,209(平均)
Pasco: $375,000(中間) $404,166(平均)
となっています。
*平均値とは、データの合計をデータの個数で割って得られる値、 中央値とは、データを大きさの順に並べ替えたとき、ちょうど順番が真ん中になる値
まだ利上げが完全には終わってないことやら銀行破綻など、これからの市場がどのようになるかははっきりと予想するのは難しいですが、また追って状況を報告します!
By Yukiko Yamasaki Block