
不動産市場は色々な要素によってめまぐるしく変わるものです。
需要と供給のバランス、すなわち、家を売りたい人(セラー)と買いたい人(バイヤー)のバランスによって
売り手市場(セラーズ・マーケット)になったり買い手市場(バイヤーズ・マーケット)になったりします。
住宅価格の大暴落&歴史的低金利で、バイヤーにとっては素晴らしかった期間も、今年に入って
とにかく売りに出ている物件数が異常に少ないという大きな壁にぶつかっています。
この件は先日のブログに書きましたのでこちらをご覧下さい。
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先日、地元の主要ニュース局が以下のようなレポートをしていました。
私が所属するピネラス不動産協会(Pinellas Realtor Organization)の会長Ms. Amy Seeksは
「住宅の在庫数が6ヶ月を切ると通常売り手市場と見なされると言われていますが、
私達の地域によっては4ヶ月をきっているところもあります。」と語っています。
また地元のビルダーのMr. Tom Parselyはこう語ります。「家を買いたいバイヤーは巷にあふれているのに、なんといっても
市場に何もない。在庫数が十分じゃないんだ。近年の大不況の時には建ててもそのまま何ヶ月も売れないことが
当たり前だったのに、最近は建て終わった物件は30日以内には売れてしまうのが普通なんだ。」
- まずは予算を決める。ご自分の銀行やMorgage Brokerに連絡をとっていくらまでローンが組めるのかはっきりと把握してPre-Approval Letterをもらっておく。
- ロケーション、予算、どうしてもはずせない条件などを自分の中で明確にする。
- 上記に基づいて物件探しを始めて、買いたい物件が見つかったら迅速に動く(オファーを入れる)
現在の市場の人気物件は大体数日で複数のオファーが入ります(Multiple Offer)ので考えあぐねているうちに他の人と契約に入ってしまいます。
- オファーを入れる時はなるだけ良い条件でアピールする(best foot forward)。
売り手市場であること、あなたがそんなに気に入った物件ならきっと他の人もそう思っている可能性が高い、ということを忘れないで下さい!
- 売り手の気持ちに訴えるようなメッセージをオファーの時に添えると、しほとんど似たような条件のオファーが複数あった時には、考慮されるかもしれない。
とはいえ、売り手が差し押さえ物件の銀行だったりする場合は意味はありません。このメッセージはいかにその物件が自分にとってパーフェクトであるとか、子供を是非この校区の学校に