
「あ!この物件お買い得!」と思って問い合わせたら「もう契約が入ってます」と言われたことはありませんか?
物件のマーケットでの状況を表示するために使われる言葉の説明をしたいと思います。 ACTIVE: 契約が入っていない状態で、オファーを入れることが出来る状態。
ACTIVE WITH CONTRACT: 契約に入っているけれどまだ、検査(inspection)が終わってなかったり、ローンに関する条件がクリアされてなかったりなどのはっきりしない要素が残っている状態。この時に “Taking Backup Offer”とあれば、バックアップとしてなら契約に入ることも出来ます。さらにShort Saleなどの場合(ショートセールの詳細はこちらの記事参照 https://floridafudosan.com/what_is_shortsale/)売手(Seller)と買手(Buyer)が契約書にサインをした後、銀行からの商品をもらうまでの間はActive with Contractとされることが一般的で、進展が見られないショートセールの場合はこの状態が1−2年以上続いている物件も珍しくありません。
PENDING: 契約中で、クロージングに向かって手続きがすすんでいる状態。
SOLD:売却済(クロージングが終わった物件)
LEASED: 賃貸済(賃貸契約手続きが完了した物件)
これらの表示をMLS上で変更するのはリスティングエージェント(売手側のエージェント)の役目ですので
Active with ContractとPendingの境目が割合とあやふやだったりする場合もあります。
人気物件だともう”Pending”にしてあっても他のリアルターから「この契約本当にちゃんとクロージングまで行きそう?」というような
探りが入る場合もあります。笑
万が一いったん契約に入っていた物件が、何らかの理由で契約破棄になると、またその表示はActiveに戻ります。
この情報はあくまで、フロリダ州での情報ですので州や地域が違うとまた違った表示方法などもあるかと思います。